FC2ブログ
 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。





※ スパム対策の為、暫くの間コメントは承認制にさせていただいております。
  コメントを頂いてから表示までにお時間をいただく場合がございますが、
  何卒ご理解くださいますよう、お願い致します。(管理人)

by 杜の小径  at --:-- |  スポンサー広告 |   |   |  page top ↑

季節の花―ハナミズキ

HANAMIZUKI.jpg ハナミズキ白 ハナミズキ秋

  
 立川発7時54分の「あずさ3号」に乗るためには、国分寺駅に7時半までに着かなければならない。いつもより早くベッドに入ったのがいけなかったのか、なかなか寝付かれない。何時ころだろうと、TVを点ける。午前2時を回っている。NHKで「にっぽん 木造駅舎の旅」というのをやっていた。大分県日田彦山線の夜明駅。駅名は当駅開設当時に存在した日田郡夜明村にちなむ。「夜明」の地名は、焼畑開墾地であることから最初は夜焼(よやけ)と付けられたが、「焼」の発音を嫌って夜開(よあけ)、夜明(よあけ)の順で改字されたことによる。一時は縁起の良い駅名だと鉄道ファンが訪れたが駅名ブームが去ると1日の乗降客は数十人しかいないと、切符売りを兼ねる駅前の雑貨屋の老夫婦が嘆く。夜明駅の紹介は終ったが夜明けは遠い。このまま眠らずに夜明けを待つことにしよう。
 
 浴室のスイッチを入れて戻ると、インターバルで東京周辺の花巡りで大宮公園のハナミズキを紹介しており、バックに一青 窈の「ハナミズキ」が流れていた。

  空を押し上げて
  手を伸ばす君 五月のこと
  どうか来てほしい
  水際まで来てほしい
  つぼみをあげよう
  庭のハナミズキ
 
 空を押し上げるように咲くピンクのハナミズキ。私がこの花の名前を初めて知ったのは、大学を出て法務省に務めた頃である。毎朝、有楽町駅で降りて晴海通りから桜田門に向かうのだが、途中で日比谷公園を抜けるのが近道だった。有楽門から公園に入ると直ぐ左手に心字池があり、その傍の薄暗い木立の中にハナミズキが1本立っていた。2㍍足らずの薄汚れた木だったが、脇に立派なプレートが建っていて、花の名前と謂れが記されてあった。明治の終わり頃、当時の東京市長尾崎行雄がサクラの苗木をワシントン市に寄贈した返礼として贈られたという。その後何年もこの前を通ったが、この木が花を付けているのを見かけた記憶が無い。それほどアン・ポピュラーな花木だった。 
 
 後に結婚して所沢市に住むようなったとき、街の至る処でハナミズキを見かけるようになり、新興の街並には花水木通りまでできた。いま住んでいる小金井市にも街路樹にハナミズキを植えた通りがある。この花がこんなに持て囃されるようになったのは、ここ20年くらいの間ではなかろうか。
 
 約100年前にアメリカから贈られたとき、木の名前を何と訳そうか困ったそうだ。英語では dogwoodと言う。木の皮を煎じて犬のノミ退治に使ったことに拠るらしいが、まさか
「犬の木」とは呼べない。日本に自生するヤマボウシと同じ仲間だからとアメリカヤマボウシということになった。このヤマボウシは、ミズキ科の日本固有の花木で、中央の丸い、 花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、比叡山延暦寺の山法師(僧兵)に
擬えて付けられたもの。
 ミズキの仲間にはトサミズキ、ヒュウガミズキなどがあるが、ぼつぼつ旅支度にかからなければならない。続きは何れ改めて…。

        (写真:左からハナミズキ赤花、同白花、秋のハナミズキ)

スポンサーサイト





※ スパム対策の為、暫くの間コメントは承認制にさせていただいております。
  コメントを頂いてから表示までにお時間をいただく場合がございますが、
  何卒ご理解くださいますよう、お願い致します。(管理人)

by 杜の小径  at 05:13 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑
プロフィール

杜の小径

Author:杜の小径

杜のMENU
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。