FC2ブログ
 

葬送曲

       サド佐渡裕     ドヴォルザークの

 今週の「題名のない音楽会」(テレビ朝日)は、45周年記念番組。ゲストはソプラノ歌手の森麻季とバイオリン奏者の川久保賜紀だった。今回は司会者の佐渡裕が前司会者の羽田健太郎と一度も共演したことがないというので、生前の羽田の演奏映像を用いて共演を実現させた。
 メイン演奏は没後200年のF.J.ハイドンの曲「交響曲第44番第3楽章」。ハイドンは自分の葬儀にこれを演奏して欲しいと遺言していたという。「悲しみ」(Trauer)という通称は、このことに由来している。長調でありながら弦は始終ミュートで演奏されるので、悲しげでありながら或る種の安堵感も感じさせるという不思議な楽章になっている。

 自分の葬送曲は何にしようかと、漠然と考えている。参列者(もし、あるとすれば)を無理に悲しませるような曲は嫌だ。ドヴォルザークの「新世界より」はどうだろう。序奏が弦の旋律によって始まる第1楽章は、葬送の曲にぴったりではないだろうか。いま手許に在るのはラファエル・クーベリック指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のディスクだが、透明感のある演奏が気に入っている。

    (写真:左から「題音」で指揮する佐渡裕、「新世界より」のジャケット)

スポンサーサイト








※ スパム対策の為、暫くの間コメントは承認制にさせていただいております。
  コメントを頂いてから表示までにお時間をいただく場合がございますが、
  何卒ご理解くださいますよう、お願い致します。(管理人)

by 杜の小径  at 18:46 |  日記 |  comment (2)  |   |  page top ↑
プロフィール

杜の小径

Author:杜の小径

杜のMENU
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
カウンター