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キッコロさんの帽子展(お知らせ)

さん下平

 知人のキッコロさんの冬の帽子&コサージュの展示会が以下のように行われます。当日は作品の即売も行われるそうですから、ぜひお立ち寄り下さい。、

★日時:2009年12月11日(金~12月16日(水) 各日11:00am~19:00pm (最終日は17:00pm 閉場)
★場所:パルスギャラリー (東京都新宿区神楽坂2-21 )
★アクセス:JP飯田橋駅西口より徒歩約7分/ 地下鉄(東西線・有楽町 線・南北線)飯田橋駅B3出口より徒歩約5分

―キッコロ(kikkoro)さんについて―
 帽子作家のキッコロさんは、不思議な人物である。国籍不詳の名前だが、これはmixi name で、写真のように歴とした日本人女性である。アイヌの伝説にフキの葉の下に住むコロポックスという妖精がいる。語呂があれに、ちょっと似ている。そういえば好奇心に満ちたキラキラ満ちた輝く瞳が幼女のようで、どこか妖精っぽいところもある。
 私とは書家・一川さんの相弟子だが、私生活については編集者と帽子作家の二足草鞋を履いていることくらいしか知らない。自伝によると趣味はダイビング、ゴルフ、ヨガ、歌舞伎・文楽・狂言鑑賞、落語、美術館めぐり、旅行、俳句、短歌、五行歌、書道、お茶、沖縄三線と多彩。人脈の広さも相当なもので、私の作品に挿絵を描いてもらったアリマ・ジュンコさんと27年ぶりに再会できたのも彼女のお陰だった。帽子展の開催中は毎日会場にいらっしゃるそうだから、帽子に興味の無い方も会場に足を運んで、この不思議な人物にぜひお目に懸かっていただきたい。 
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by 杜の小径  at 03:40 |  日記 |  comment (12)  |   |  page top ↑

『庭に鳥を呼ぶ本』贈呈

      2009_1126_133602-DSC_0149.jpg        2009_1126_133718-DSC_0152.jpg

 花の終わった庭に、とつぜん訪れる可愛いお客さま。野鳥たちは私たちに、ほんわかとした安らぎを与えてくれます。この小さなお客さまに、もっとたくさん庭に来てもらうためにはどんなことをしたらいいでしょう。野鳥たちが好きな植物、巣やフィーダー(給餌台)の作り方などをお知りになりたい方、素晴らしい本ができましたよ。本の名前は『庭に鳥を呼ぶ本』。著者は私の知人 藤本和典さんです。出版社は文一総合出版、定価1600円。全国の書店で買えます。無い場合はシェアリングアース協会(☎03-390-1230)へお申込み下さい。村瀬の紹介とおっしゃれば、著者のサインを入れて貰えます。
【藤本和典さんのプロフィー
シェアリングアース協会々長、コスタリカやケニアなどへのエコツアーを年に数回実施,(財)日本野鳥保護連盟専門委員、NPO法人生態教育センター福理事長。またNHK「子ども電話相談室」の回答者としても活躍中。主な著書:『都会の生物』(小学館)、『野鳥を呼ぶ庭づくり』(新潮社)、『子どもと楽しむ自然観察ガイド&スキル』(黎明書房)、『生物いまどき進化論』(技術評論社)など。

『庭に鳥を呼ぶ本』刊行を記念して先着5名様に著者サイン入り同書を贈呈致します。お申し込みは村瀬杜詩夫の「杜の小径」(http://homepage3.nifty.com/morinokomichi/)の記事にレスポンスして下さい。





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by 杜の小径  at 13:54 |  日記 |  comment (11)  |   |  page top ↑

麹町倶楽部第129回例会

                  王朝女性

 あまり自慢できる話ではないが、先日の山行で今度は右足を傷めてしまった。帰京以来、
早朝のウォーキングも中止している。天気も悪そうなので麹町例会への出席を最後まで決めかねていた。ところが福岡から『南の風』の高原伸夫さんが出席されるというので、急遽出席することにして有り合わせに材料で酒の肴を用意して駆け付ける。そんな訳だから、作品も拙速の一夜作り。久し振りに『ハマ風』の岡本まさ子さんも来られ、牛乳焼酎の乾杯で始まる、いつもながら賑やかな歌会となった。入選作品は以下の通り。(敬称略)

【自由詠】
   折鶴となって
   翔び去ったのか
   紙よりも白く
   綿より軽い
   きみの骨を拾う(一席:村瀬杜詩夫)

   朝
   熱いご飯を
   生卵でかきこむ
   忙しくないのに
   忙しい気になる8(二席:赤井 登)

   無為に
   浮かんでいるように
   縁側の光の中に
   まあるく座っていた
   祖母よ(三席:柳瀬丈子)

【題詠/装う】
   疲れたときは
   元気を装うことなどせず
   ふたり
   ぼーっと
   雲など見ていたいね(一席:酒井映子)

   顔のあたりに
   淡いピンクの
   華やぎを添え
   老い行く先を
   装いたい(二席:稲泉幸子)

   デンと座った
   月の威厳に負けて
   装飾過剰の
   イルミネーションは
   チマチマと光る(同二席:範子)
 
   寂しいだろうとか
   思われたくなくて
   無理無理
   元気を装っていた な
   子供の頃(三席:町田道子)

   無関心を
   装ってみても
   君の薔薇色の頬は
   嘘が
   つけない(同三席:史緒)

   装っても
   埋めきれぬ
   心の洞   
   黒髪憂しと
   女が啾く(選外:村瀬杜詩夫) 

 図らずも自由詠一席を戴いた拙作は、先月先に逝ってしまった畏友 田中鐡男君へのレクイエム。題詠作品は、万葉集を彩る美貌の歌人 額田王(ぬかたのおおきみ)をイメージした実験的な創作詩。
・茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(巻1・20・額田王)
・紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも(巻1・21・大海人皇子)
 万葉集に併載されたこの相問歌は、万葉ロマンとして多くの人の想像を掻き立ててきた。実は二人は夫婦である。それが話題となるのは額田王は大海人皇子(天武天皇)の兄である中大兄皇子(天智天皇)の愛人でもあった。そういう関係をしった上で上掲の歌を読むと下世話に謂う「焼けぼっ杭に火が点いた」という両人の複雑な心境が窺われる。
 作中の「黒髪」は、多情な女性の業(ごう)をシンボライズしたつもりだたが…。

               (写真は額田王のイメージ)





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by 杜の小径  at 09:37 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑

            2009_1114_055957-DSC_0042.jpg
 
    生き急ぐことの勿れと冬の薔薇(杜)
    冬薔薇や人にそれぞれ秘密あり(〃)
    冬薔薇を一輪残し旅立たむ(〃)

 午前4時、家を出る。道の表面は濡れているが雨は上がったようだ。ところが、歩き始めて20分も経たないうちに降り出した。それも、かなり強い雨足だ。フード付のヤッケは着ているが、下はトレパンだから忽ちびしょ濡れに。加えて右足拇指にできた靴擦れが痛み出した。雨に備えて3日前から履いているトレッキングシューズが、足に合わなかったようだ。撤退は山男の美学、などと大袈裟な口実をつけて引き返す。傷口が赤く腫れて血が滲んでいる。放っておいたら化膿して、来週の南アルプス行きもフイになるところだった。

 昨日、蕾のうちに剪り取った薔薇が、五分咲きとなった(写真)。初夏以来5輪の花を付けたが、これが今年最後の花になるだろう。苗を求めたとき、花舗のお嬢さんから「木や根が育つまで花は咲かせないほうがいいわよ」と言われていた。彼女の助言は正しかった。お陰で株は頑丈に育っている。オクラとタカノツメが終わった花壇に、あと2鉢ほど薔薇を増やそう。ふっくらと優しい花を見ていると、彼女の白い胸元…いや、白い頬が思い出される。

 ―近況―

 来週から旅に出ます。前半は浜名湖。17日にインフルの予防注射を予約してあるので一旦帰京。後半は南アルプスですが、ピークまでは登りません。標高1500㍍辺りで冬鳥を観察します。カケス、ルリビタキ、ジョウビタキ、ウソ、シメ、シロハラ。それにアオゲラ、アカゲラ、コゲラなどのキツツキ類、運が良ければノスリ、オオタカなどの猛禽類にもお目にかかれる筈です。いま、デートの前のドキドキといった心境です。
 ブログは、しばらく休載することになります。本格的な寒さを迎えます。加えて悪性のインフルも猖獗しつつあります。どうぞ、ご自愛下さい。

 毎朝行っている2時間のウォーキングの効果か、体調は頗る順調です。一昨日の定期検査では血圧、血糖値なども平常。懸念していたCCr(クレアチニンクリアランス= Creatinine clearance)も平常値でした。これは筋肉中に存在するアミノ酸の一種で、その増減が腎機能の指標となるものです。この結果、毎月だった「外来診察」も、次回から隔月になりました。他事ながらご休心下さい。





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酸っぱい話

       zakuro.jpg     鬼子母神

     硬きものほど脆かりき柘榴(ざくろ)割る(杜)

     過去は過去 無口の柘榴 抉(こ)じ開ける(〃)

 私は、なぜか酸味の利いた果実が好きだ。断っておくが歴とした男子だから悪阻ではない(アタリマエダ)。林檎も糖度の高い新品種より、硬くて酸っぱい紅玉が好き。そのほかではプラム類。柑橘類も酸っぱいが、あれはカリッとした歯応えが無いのであまり食べない。所沢に居たころは庭に加賀白と豊後の梅の木を植え、毎年2樽の梅漬けを作っていた。現在は梅を八百屋で買っているが、南高梅は使わない。梅酒用の硬い青梅を、卵の殻を交ぜてカリッと仕上げる。一人暮らしになっても、梅は2樽漬ける。あまり自慢することではないが、最初の1樽分は半月で食べ終わる。先ず漬ける前の青梅を20粒ほどガリガリ。更に紫蘇を入れる前の薄らと茶色に変わった状態で1樽分を食べ終わる。野草の虎杖(イタドリ)は塩漬けにして、今も冷凍庫に入っている。そんな私だから、この季節の柘榴は私にとって猫に木天蓼(マタタビ)のようなもの。
 
 ところが近ごろは、柘榴を店頭で見かけることが少なくなった。スーパーなどには皆無、デパートでも置いている処が少ない。強い酸味が嗜好に合わないのか、硬い皮を剥くのがファースト・フードに馴らされた若い人たちに敬遠されているのだろうか。
 都心へ出たついでに、国分寺駅地下の“食遊館”に寄る。新しく整備された小金井駅前に大きなショッピングセンターが出来たので、“食遊館”へ来るのは久し振りである。実は目的があった。昨年、京野菜を扱うYで柘榴を求めたので、それを思い出して寄ってみた。
 あった。店の奥のガラスケースにピンクの座袋に納まった柘榴が3個だけ並んでいた。聞いてみると柘榴酒用にと頼まれて6個仕入れて、その残りだという。
  甲虫のように硬く艶のある皮をナイフで割ると、白い内皮に包まれた果実がある。臙脂色に輝く果肉は意外に少なくて、殆どが種である。そんなところが不人気の原因かもしれない。それを10粒ほど纏めて頬張る。至福の瞬間である。

 私以上に柘榴を好む婦人がいた。名を鬼子母神(きしもじん)という。「恐れ入谷の鬼子母神」と江戸っ子の駄洒落にも遣われた仏様で、昔から子どもを守ってくれる神として人気が高い。写真の鬼子母神像が右手に持っているのが吉祥果、即ち柘榴である。この仏様はまるで天女のような優しい顔をしているが、元を糺せば悪鬼だった。千人の子を持つ母親だったのに性格が残忍で、他人の子どもを盗んでは食べていた。これを聞いたお釈迦さまが鬼子母神が最も可愛がっていた末の子を隠してしまった。半狂乱で悲しむ鬼子母神にお釈迦さまが「子を想う親の気持ちが判ったか。これからは子どもの護り神になりなさい」と諭された。そして、もし人を食べたくなったら味が人肉に似ているという、これを食べなさいと吉祥果(ざくろ)を下さった。
 本当に人肉の味がするのかなと味わってみたが、判らなかった。なにしろ私、人を食ったことはあっても人肉は食べたことが無いので…。







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今朝の冬

               ジョウビタキ ♂

   冬立つや書架に読まざる本あまた(杜)

   小禽の胸あかあかと冬来たる(〃) 

   齢若き友の訃を聞く今朝の冬(〃)

 午前1時過ぎ、ま のすけさんから昨日のブログに「色鳥の色見ゆるとき人眠る」という句を戴いた。最初の句は、それに対する返句である。「ずいぶん晩くまで起きているんですね」と書いたが、考えてみれば こっちも起きているんだからヘンな挨拶だ。それに返句になっていないよね。ちょうど吉本隆明の『言語にとって美とは何か』を読んでいたので、立冬にかけて最近の心境を込めた駄句を送らせて戴いた次第。

 2番目の「小禽」は、昨日出逢ったジョウビタキのこと。掌に載るほど小さくて、野鳥にしては珍しく人怖じしない。数㍍の距離まで近づいても、まんまるい目でじっと見つめているだけだ。そのくせ同族の仲間に対してはテリトリー意識が強く、ケンカばかりしている。自動車のバックミラーに映った自分の姿に体当たりしているのを、よく見かける。思わず苦笑するんだが決してジョウビタキくんをバカにしているわけではない。なんだか吾輩の自画像を見せられているような気がするんだな~。

 最後の句の「今朝の冬」は、立冬の朝のこと。訃報を聞いたのは昨宵。享年45歳。才能ある詩人だったが、まるで生き急ぐように追い越して行ってしまった。病名は肺ガン。酒も煙草もやらなかった男だったのに、なぜ…。

 書に倦んで駄文を草しているうちに、午前3時半。シャワーを使ってからウォーキングに出ます。では…。

          (写真は、「胸あかあか」のジョウビタキ)





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by 杜の小径  at 03:29 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑

”待ち人”来たる

        コサギ    ジョウビタキ

 午前3時40分に家を出る。先月から出発を30分早めたところ、人目を気にせずに歩けるのが気に入って、毎朝ほぼ同じ時刻にスタートしている。昨日はこの冬いちばんの寒さで、途中で冬山用のヤッケに着替えに戻ったが、今朝はそれほどではない。風の無いのが何よりだ。
 天頂近くに月が懸かっている。昨日は寒冷前線の残した雲が散見したが、今朝は濃紺の空に雲の影は見えない。月齢は十六夜ほどだろうか、金色に輝くラグビーボールのような月が見事だ。
 未だ皮膚が寒さに慣れていないせいか、指先が冷たい。時どきランニングを交えて、体を温める。先月からウォーキングを2時間に延長したのは南アルプス行に備えてのことだが、左膝の痛みもあまり感じない。これなら大丈夫のようだ。
 
野川に沿ったプロムナードにはほゝ30㍍置きに街路灯が点いていて、この時刻に歩いても不自由はない。上流の鞍尾根橋から下流の新小金井橋まで、1周約30分の周回路を毎朝のスタンダード・コースとしている。上流に向かうときは、月を見ながら歩く。1周終わる毎に僅かずつ月の位置が下がってくる。5時を回ると東の稜線が薄らと白くなり、更に30分もすると、そこが次第に小麦色に輝き始める。そのころになると、ぼつぼつジョガーが姿を見せ始める。
 コースの区間には20羽ほどのカルガモが棲み付いていて、夜目が利くのか暗いうちから大きな羽音が聞こえてくる。今朝は、貫井神社の湧水が落ち込む辺りにコサギが佇んでいた。この鳥は冬季はフィリピンなどへ渡ることが多く、この時季に観ることは珍しい。羽を傷めたのか、それとも暖冬のせいだろうか。2日ほど前には、セグロセキレイも目撃した。
 
 6時を過ぎたので、いつも通り貫井神社へ向かう。ここの清冽な湧水で口を漱いでから参拝するのが、日課になっている。石段を上りかけたとき、ヒッヒッ、カッカッという特徴のある鳴き声が耳に入った。その声が火打ち石を打つ合わす音に似ているところから「火焚き鳥」と呼ばれた鳥―そう、ジョウビタキ(尉鶲)の声だ。この鳥は、人間をあまり怖がらない。声の方へそっと近づく。居た! 湧水池畔に立つ木の枝に、あの愛くるしい横顔を見せて留まっている。白い斑のある翼、銀色に輝く頭、胸から腹にかけての鮮やかなオエンジ色。まぎれもなくジョウビタキの♂だ。この鳥は、野鳥の中でも私がいちばん好きなヤツ。スズメより小さな体なのに、中国・サハリンなどから何千㌔も海を越えて渡って来る。そう思って見ると、くりっとした愛らしい目に一種の威厳さえ感じる。実は17日からの南アルプス行も、標高1300㍍辺りでジョウビタキを観察するのが目的の一つだった。まさに“待ち人来たる”の想いである。未だ昂奮が鎮まらない。

             (写真は左から、コサギとジョウビタキの♂)





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木枯らし1号

           岳沢

    木枯らしを背中(そびら)に聞けば魔笛めく(杜)

 きのう、東京では木枯らし1号が吹いた。霧雨のなかの木枯らしに体温を奪われ、まるで真冬のような寒さだった。体感温度は6℃くらいに感じた。上掲の一行詩はそのときの作である。『木枯らし』となればショパンのエチュードを連想するのが普通である。木枯らしによって絶え間なく降り積もる落ち葉をイメージした難曲は、クラシックに暗い私でも知っている。それが、なぜモーツアルトの『魔笛』なのか。理由は簡単である。一行詩の中にショパンの『木枯らし』が入りきれなかっただけのことである。カッコ付けて言えば、これが文学における「虚構の真」である。もし、人がその意図を問うなら、私は答えるだろう。―「1791年、ウイーンのヴィーデン劇場で『魔笛』が初演されたとき、モーツアルトは死の床にあった。時に12月、彼の耳には聞こえるはずのない聴衆の拍手の代わりに、修習啾々たる木枯らしが聞こえていたかもしれない」と。ソレデ、イイアノダ。

 話は変わるが、私は木枯らしの中に身を曝すのが嫌いではない。凍る北風の中で沈黙を続ける木や草や石ころと、自分が同化するような感じは好きである。先月の麹町倶楽部で発表した次の作品は、そうした感慨を込めたものである。2年前、穂高の岳沢でものした下段の作品も同じである。

   まぎれなく
   われも
   冬野の中のもの
   広げた両手に
   風 ぶち当たる

   木も石も
   霧に冷えゆく
   岳沢のガレ場
   温かき血流れる
   この身が憂し
 
 話はまたまた変わるが、松任谷由実に『木枯らしのダイアリ―』という曲がある。正確な歌詞は思い出せない。古い日記を読み返しながら、「あの頃はけんかばかりしていた」と去った恋人を想う歌だった。最後のフレーズだけは、よく覚えている。それを記して今日の日記を締めることにしようよう。

     ♪ ♪「木枯らしよ めくって 新しいダイアリー」♪ ♪

        
           (写真は一昨年の岳沢行)







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十月逝く

             0002132588I1_240.jpg

 同人雑誌『H』が届く。同人五十数人の雑誌だが、印刷・製本以外は同人たちが手分けして完成した、いわば手作りの雑誌である。“昔取った杵柄”で、編集や表記についてアドバイスをしてきた。もちろん誤植・脱字以外、作品には手を入れていない。お礼だといって豪華な金珊瑚製の羽織紐が同封してあった。喜んで戴けたのは嬉しいが、私にとっては片手間の仕事に過分のお礼をされ恐縮している。

 1日から始まる市の文化祭に、俳句の色紙を展示させてほしいと依頼があった。一川さんに手本を書いて戴く。素晴らしい出来栄えなのでそのまま出そうかとも思ったが、小生の悪筆ぶりはは既に周知のこと、悪戦苦闘の末、今朝までに以下の色紙2枚の色紙を書き終わる。 

「蛇笏忌(だこつき)や書架に一巻農民詩」

「素戔鳴(すさのお)を囲みし野火か彼岸花」

 10月も旅の多い月だったが、月末は特に慌ただしかった。30日は一川さんの“墨遊び”の日(於・神楽坂アユミギャラリー内)。訪博の折り注文しておいたは陶芸家・石原稔久氏作の陶仏を持参して下さった。雑誌『ヴァンサンカン』(婦人画報社)の取材があるということだったが、取材記者がインフルというので中止。終わってから友人の小笠原満さんの画展(国分寺・司画廊)へ駆け付ける。その後は吉祥寺の喫茶店でKさんと会う。友人の紹介で創作を見て欲しいとのこと。

 31日は「ざくろ」室町店で大学の同期会。これまで一度も出席していなかったが、今年が最後というので出席。爺さんばかりで名前が思い出せない。名乗り合ってからお互いに、「おう、お前だったか」と改めて顔を見合う。しげしげ見ていると、汚い顔にちらりの若い頃の面影が浮かぶ。学生結婚して女房に学資を貢がせていたHは、鹿児島の教育長などを歴任、今は大勢の孫に囲まれて幸せそうだ。Оは鳩山一郎の友愛青年同盟のリーダー、三島市長などを経て現在は世界アマ囲碁の普及に尽力しているとか。5月に開かれた世界アマチュア囲碁選手権大会ではアトラクションとして日本棋院の馬場九段を四子局ながら下したという。頭はだいぶ薄くなったが意気軒昂。そんな中で長く自民党本部事務局長を務めたIは、事務局員の給料を2割カットしたとしょんぼりしていたのは気の毒だった。Sは昔ながらの青森弁だが、端切れの良い弁舌は昔のまま。今も専門の教育学の講演で全国を飛び回っている。私生活では霞ヶ浦を見下ろす20階のマンションに越し、若い奥さんを貰って公私共にガンバッテいるという。吾輩も見習わなくちゃあ。隣に座ったIは飯田出身の代議士の息子だった。政治家を嫌って親父の地盤は継がずブラジルで半生を過ごした。学生時代は100㌔近い巨体だったが、現在は60㌔だという。懐旧談が盛り上がるうちに、結局このSが幹事になって同期会を不定期に継続しようとすることになった。
 同期会が晩くなったので、その後に予定していた小学館ОB有志の「くろしお会」には間に合わず、途中から欠席の詫びを入れる羽目となる。

 今朝、10月のウォーキング数を纏めてみた。総歩数376,200歩 1日平均12,135歩で平均1万歩はクリアできた。376,200歩をキロ数にすると264㌔くらいだろうか。東京から豊橋くらいめでの距離に当たる。新幹線なら1時間半で着く。そう考えると大したことではないが、歩くことは楽しい。脚を労りながら続けることにしよう。

 今月も、15~16日が浜名湖での大久根会、18日からの南アルプス行など旅が多くなりそうだ。






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