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今朝の冬

               ジョウビタキ ♂

   冬立つや書架に読まざる本あまた(杜)

   小禽の胸あかあかと冬来たる(〃) 

   齢若き友の訃を聞く今朝の冬(〃)

 午前1時過ぎ、ま のすけさんから昨日のブログに「色鳥の色見ゆるとき人眠る」という句を戴いた。最初の句は、それに対する返句である。「ずいぶん晩くまで起きているんですね」と書いたが、考えてみれば こっちも起きているんだからヘンな挨拶だ。それに返句になっていないよね。ちょうど吉本隆明の『言語にとって美とは何か』を読んでいたので、立冬にかけて最近の心境を込めた駄句を送らせて戴いた次第。

 2番目の「小禽」は、昨日出逢ったジョウビタキのこと。掌に載るほど小さくて、野鳥にしては珍しく人怖じしない。数㍍の距離まで近づいても、まんまるい目でじっと見つめているだけだ。そのくせ同族の仲間に対してはテリトリー意識が強く、ケンカばかりしている。自動車のバックミラーに映った自分の姿に体当たりしているのを、よく見かける。思わず苦笑するんだが決してジョウビタキくんをバカにしているわけではない。なんだか吾輩の自画像を見せられているような気がするんだな~。

 最後の句の「今朝の冬」は、立冬の朝のこと。訃報を聞いたのは昨宵。享年45歳。才能ある詩人だったが、まるで生き急ぐように追い越して行ってしまった。病名は肺ガン。酒も煙草もやらなかった男だったのに、なぜ…。

 書に倦んで駄文を草しているうちに、午前3時半。シャワーを使ってからウォーキングに出ます。では…。

          (写真は、「胸あかあか」のジョウビタキ)
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by 杜の小径  at 03:29 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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