FC2ブログ
 

麹町倶楽部第132回例会

             こうじ1

 今月も新しい入会者があり、会場の麹町区民会館洋室はほぼ満員の盛況。新入会の奥住鮎子さんは早々に次点を獲り、歌会でのコメントも的確でこれからが楽しみ。成績は以下の通り(敬称略)

【自由詠】

   靴紐通すように
   トンネルくぐり
   やっと着いた無人駅
   ここが ふる里
   雪だけが眩しい(一席 村瀬杜詩夫)

   心を締めつけているもの
   ひとつ
   ほどけてゆき
   春のような
   ひろがりが生まれる(二席 町田道子)

   厳冬の夜
   父さんは
   手拭いで
   ほっかぶりして
   寝ていた(三席 船津健治)

   ターニングポイントが 
   つぎつぎとくる
   らせん階段を登るように
   ゆっくりと
   いきたいのに(次点 奥住鮎子)

アスファルトにも
   凸凹があるって
   教えてくれた
   雨上がり
   足元にも青空(同点次席 小杉淑子)



【題詠/雪】

   雪の重みで
   頭を下げ
   弓なりになった竹
   粉雪散らして
   姿を正す(一席 小田明子)

   夜明け前
   雪に抱かれて
   眠る故郷は
   青い水底に
   沈んでいるようだ(二席 田中みき)

   電線に一羽の
   ふくらヒヨドリ
   雨に濡れ
   何やら独り言(同点二席 渡邊加代子)

   「回り道しようか?」
   「大丈夫です。」
   ハイヒールの女の子が
   雪道ズボズボ
   僕も仕方なくズボズボ(三席 平井敬人)

   てぶくろを
   買いにゆきたい
   子狐の
   小さいてのひらに
   雪が 舞う(次点 下平紀代子)
スポンサーサイト








※ スパム対策の為、暫くの間コメントは承認制にさせていただいております。
  コメントを頂いてから表示までにお時間をいただく場合がございますが、
  何卒ご理解くださいますよう、お願い致します。(管理人)

by 杜の小径  at 00:01 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑
プロフィール

杜の小径

Author:杜の小径

杜のMENU
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
カウンター