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ハゼラン(爆蘭)

爆蘭   はぜらん   イセハナビ


 詩を創ったり、ものを書いたりするときは、感性というか神経を集中するので疲れる。で、普段はなるべく神経を昼寝させてのんびりと過ごすようにしている。そうしていると、当たり前のことだが自分の生活や想念がず~と繋がっていることを実感できる。スケジュールに追われて齷齪と動いていた頃には無かったことである。

 数日前の日記で暁闇の中で艶めかしい香りを放つオシロイバナのことに触れたらミクシー仲間のきょうこたんさんから、もっと詳しくとのリクエストがあった。三日後に再びオシロイバナを取り上げ、英国ではFour o'clock(4時花)と呼ぶことを紹介した。これに対し堺市にお住まいのサマンサさんから、ハゼランを3時花と呼ぶのに似てますねとレスを戴いた。
 これを聞いて(読んで)ハッとした…などと大袈裟に書くほどのことではないが、実は吾がヴェランダは、今この花で占領されている。ハゼランは漢字だと爆蘭と書く。長い花茎に赤い小花を付けた姿が線香花火に似ているからだろうか。私はこれを長い間イセハナビという草花だと思っていた。花火からの連想だろうが、間違えているのは私だけではないらしく、いま調べたら『草花悠歩道』というブログでもハゼランをイセハナビと紹介してあった。この間違いを指摘して下さったのは、確かグリーンさんだった。この方は琵琶湖畔のお住まいで沢山の花を育てておられ、言わば植物に関する私の師匠のような存在。前回の日記でも黄色い花色のコスモスがウインターコスモスであると教えて下さった。こうしてみてくると、一つの花をめぐってさえ、人と人との様々な繋がりが浮かび上がってくる。

 ところで、このハゼランだが私には植えた覚えが無い。恐らく小鳥が運んできたのだろうが、数年前から夏になると必ず芽を出し、秋口から花が咲き始める。言わば強引に居着いた居候のようなそんざいだが、コイツ、なかなか図々しくて狭いヴェランダを我が物顔に占領する。葉の部分が盛り上がるように茂るのに、花は径3㍉くらいだから一見して地味な花である。ところが目を凝らして観察すると、なかなか可憐な風情なのである。そうさな、喩えるならばヤクザに追われて金兵衛長屋に逃げ込んだ薄幸の町娘とでも言っておこうか。居眠り剣は遣えないにしても正義の坂崎磐音としては無下に追い出すわけにはいかない。(この段、解らない方は『陽炎の辻』をご覧下され)

 駄文を綴っていたらウォーキングに出る時刻になった。未推敲のままで失礼する。今朝は92歳のおじいちゃんに逢えるだろうか。

             (写真:左からハゼラン、同アップ、イセハナビ)
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by 杜の小径  at 04:44 |  日記 |  comment (2)  |   |  page top ↑
Comments

No title

 ご無沙汰しています。でも、先生の日記は、いつも楽しみに拝見しています。体調が回復されているようで、ほっとしています。お散歩もほどほどになさって、いつまでもお元気でいて下さい。今年は良い林檎が採れそうです。下旬にはお届けできると思います。
by 藤森かずゑ 2008/10/08 07:34  URL [ 編集 ]

有難う

 お便り有難う。体調は大丈夫ですよ。左膝さえ元に戻れば、また山に登ります。そのとは、ご主人にお世話になりますから宜しくお伝え下さい。
by 杜詩夫 2008/10/08 14:00  URL [ 編集 ]
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