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麹町倶楽部 月例歌会

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 麹町倶楽部の第117回歌会が麹町公民館で開かれた。今夜は「南の風」代表・高原伸夫さん、横浜歌会から澤尾幸夫さん、澤比路子などが参加され、賑やかな歌会となった。最近の麹町では男女共に若い方の新加入がめだつ。若いだけでなく本物の詩人としての才能や感性の持ち主ばかり。赤井登代表も平均年齢がだいぶ下がったと喜んでいる。今夜の結果は、以下の通り。(敬称略)

【自由詠】
   年に一度
   居どころを明かす
   山の漆
   今年も
   極上の赤でお出まし(澤比路子・一席)

   失った日々には
   触れないで
   ふたり
   静かな
   笑顔を交わす ■笑顔=ほほえみ(酒井映子・同二席)
          
   夕暮れの手前
   なんということなく
   ふらり
   鍵を
   渡される(小杉淑子・同二席)

   行き暮れて
   海を見ていた
   行き連れの
   野良犬きみも
   海を見ている (森崎一三。同三席)

   草むらで
   笑いさざめいている
   茸たちから
   灯りひとつ貰って
   森に入っていく (柳瀬丈子・同三席)

   片手に
   一握の ■一握=いちあく
   すすき
   山頂の風
   連れもどる (村瀬杜詩夫・同三席)

【題詠/遊ぶ】
   食べ物で
   遊んじゃいけません
   と、いいつつ
   オムライスに
   くまさんを描く (松尾さやか・一席)

   遊び上手は
   人生の達人
   と 言う
   まだまだ
   はげまなくては (小田明子・二席)

   地震という
   誘惑に
   「遊び」という技で
   立ち向かう
   五重塔 (山碧木 星・同三席)
     
   一人は    
   心が遊べるよ
   と
   十一月の半月が
   つぶやいている (扉・同三席)
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by 杜の小径  at 00:49 |  日記 |  comment (2)  |   |  page top ↑
Comments

No title

やっぱり麹町はレベルが高いですね。若い人たちがどんどん増えている理由が
わかります。私もこのような歌会で勉強できたらと、羨ましく思います。

 題詠の「すすき」の唄は大好きです。特に「頂上の風 連れもどる」という表現が
素敵です。題詠の作品もぜひ紹介してください。
by 星野智恵理 2008/11/26 08:56  URL [ 編集 ]

No title

 智恵理さん、このところ身辺に雑事が重なり、塾のほうの指導が
十分に出来なくて住まないと思っています。

 では、「森番のギャラリー」にアップしておきますね。題詠は一種の
言葉遊びですから、詠題に因み作品に「遊び」を仕込んでありますが
、どこか判りますか。これも勉強、考えてみて下さい。
by 杜詩夫 2008/11/26 12:02  URL [ 編集 ]
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