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季節のことば―啓蟄(けいちつ)

              ヒキガエル

   啓蟄や書架這ふ蟻の行き止まり(杜詩夫)

 きょう五日は二十四節気のひとつ、啓蟄。難しい漢字だが最近は春の訪れを表すことばとしてテレビなどでも盛んに取り上げているから、KMの麻生さんでも読めるだろう。
 啓はひらく、蟄は冬籠り中の虫のことだから、啓蟄は暖かくなって地虫などが地中から這い出して来ることをいう。俳句では人気のある季語で、これを遣った秀句も多い。「地虫出づ」「地虫穴を出づ」、「蛇虫穴を出づ」、「蟻穴を出づ」、「蜥蜴出づ」などの類語がある。

   啓蟄の雲にしたがふ一日かな(楸邨)
   啓蟄の空をゆすりて桂川(南草)
   東山はればれとして地虫出づ(草城)
   蛇穴を出てまぎれなき女人かな(柊花)
   とかげ出て腹温めをり座禅石(京子)

   啓蟄の蟇(ひき)
   落日に真向かいて
   あるいは
   我よりも
   深き想い(五行詩―杜詩夫)
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