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オリオン座流星群

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   かの人も見ざりしといふ流れ星(杜)

   来ない来る 来ないで終わる流れ星(〃)

 オリオン座流星群。今朝の未明が観測する最後のチャンスというので、午前2時ころからヴェランダに立つ。新月から数えて7日目、月齢は6くらいだろうか、月は半月に近い。南の空全体が薄い雲に覆われ、それに新宿方面の明かりが反射してピンクの紗を掛けたようだ。目を凝らせば星らしきものは見えるものの、とても星を観測できるような空模様ではない。比較的気温が高いので、せめて一つの流星でもと粘ったが、30分ほどで諦めた。

 恥ずかしい話だが、つい最近までオリオン座流星群というのは星座の一部が千切れて地球目がけてぶっ飛んで来るとばかり思っていた。とてつもなくデカイのが飛んで来たらどうしようと思って調べてみた。その結果、オリオン座流星群というのは単にオリオン座の方向に見えるという意味らしい。大きさも0.1mm以下の極く小さな塵のようなものから、せいぜい数cmの小石くらいで、地球に到達する前に燃え尽きてしまうらしい。ほっ。

 流れ星を見ながら願い事を口にすると叶えられる―こんな俗信に興じる友だちがいても、私は一緒にはしゃげなかった。誰からともなく耳にした、流れ星を見ると身内に死人が出るという言葉が幼い私の心に黒い影を落としていた。並外れてセンサイな神経の子どもだったようだ(本妻の子だけどネ)。諸葛孔明の最期が迫ったとき、大きな流星群がその死をしらせたという故事を知ったのは、ずっと後年になってからのことである。
『三国志演義』によると、諸葛亮(孔明)が最期を迎える時に大きな流星があった。司馬懿(仲達)はこれを見て孔明の死んだ事を知り、蜀軍に対して総攻撃をかける。ところが蜀軍には孔明の姿があり、仲達は慌てて引き上げる。実はこの孔明は木像であったのだが…。有名な「死せる孔明、生ける仲達を走らす」というフレーズは、このことから生まれた。

       (写真はオリオン座の模式図。流星が撮れなかったので…)

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by 杜の小径  at 03:43 |  日記 |  comment (2)  |   |  page top ↑
Comments

No title

 お久しぶりです。『三国志演義』は昔大好きだったので、懐かしかったです。だたそれだけの理由でお邪魔しました。私は流れ星を見たことはありませんが、なんとなく願い事というようなロマンチックなイメージではないような気がします。
by ユナ 2009/11/05 19:50  URL [ 編集 ]

No title

 ユナさん、お久しぶりです。お元気でしたか。

 ご存知と思いますが、『三国志演義』は、かなり脚色されていて、正史とは大分違っています。ただ、ストーリーが面白いので小生も愛読しています。

 寒さが厳しくなりましたね。どうぞ、ご自愛下さい。
by 杜詩夫 2009/11/05 23:40  URL [ 編集 ]
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