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探鳥行&旧社員会

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 4日、地元の野鳥の会の皆さんと千葉県三番瀬及び谷津干潟へ探鳥ツアー。前々日に下見に出かけたときは強風で波も荒く、コチドリの群れが渚で餌を漁る以外は鳥影が少なく心配だった。ところが4日は小春日和で、海鳥の数も多く案内役の責任を果たすことができた。
 今回のバード・ウォッチングの目的は、東京湾の干潟に飛来する冬鳥のシギ類、チドリ類、カモ類を観察することですが、目玉は「本物のミヤコドリ」に出逢うことだった。

         ミヤコドリ    ユリカモメ

「名にし負はば いざ言問はん都鳥 わが思う人は ありやなしやと」―ミヤコドリと言うと『伊勢物語』に出てくる在原業平のこの歌が思い出される。意味は(お前さん、その名にふさわしい都の鳥というならば、じゃあ一つ尋ねてみよう。いいか都鳥よ、私の思う愛しいあの人は無事でいるだろうか)となりましょうか。これは業平が遥か離れた都(京都)を偲んで作った歌だが、誰か知らないおっちょこちょいが都を江戸(東京)と勘違いして橋の名を業平橋とか言問橋としたり、ミヤコドリを東京都の鳥にしてしまった。実は、ここでいうミヤコドリとはユリカモメのことで、本当のミヤコドリは別にいる。それは英名で 0yster catcher (牡蠣食い鳥)と呼ばれるチドリ目ミヤコドリ科の鳥のこと。頑丈な嘴で牡蠣などの二枚貝をこじ開けて食べるので、この名が付いた。一方,在原業平に詠われたミヤコドリはカモメ科のユリカモメである。今回は三番瀬の沖合10㍍の至近距離から10羽前後を観察、写真撮影にも成功した。「ららぽーと」で昼食後、観察場所を谷津干潟に移し、カワウ、コサギ、アオサギ、ダイサギ、カワセミの捕食、各種カモ類を観察した。 

         (写真:左が本物のミヤコドリ、右はユリカモメ)



                   雪書房の旧社員会
 
 探鳥会が終わってから、岩波書店地下で開かれる雪書房の社員会に駆け付ける。直行も考えたがトレッキングシューズに迷彩服で行くわけにもいかず、一旦帰宅した後、電車とタクシーを乗り継いでぎりぎりにセーフ。電話で話すことはあっても顔を見るのは8年ぶりという人も多い。元気な皆の顔を見て挨拶しながら不覚にも涙ぐんでしまった。自ら編集・制作会社を経営しながら、余暇にはご夫婦でサイクリングの各種大会に出場しているという橋森君、ご夫妻で編集・翻訳の世界で活躍されている大作君、編集・コンピュータの知識・技能を生かして活躍中の藤村、熊沢君、海洋写真の第一線で業績を挙げている加藤君、長く私の秘書を務めて下さった関さんも、余暇には山登りをしていると若々しい顔を見せて下さった。急な召集で参加出来なかった人の中には翻訳家の塚本哲司君、文春漫画賞を受賞した徳野雅仁君など、まさに多士済々。大いに飲み、語った懐かしく嬉しい一夜であった。


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by 杜の小径  at 18:37 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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