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姉の一年祭

 コピー (2) ~ 2009_1219_121444-DSC_0108 コピー ~ 2009_1219_121541-DSC_0109 セメタリー所沢

 昨日は姉の一年祭。仏式だと一周忌に当たる。甥の英輝が航空公園駅まで出迎えてくれ、車で墓苑へ。昨日に続き気温は低いが、晴れていて風も無いので過ごし易い。セメタリー所沢は新しく作られた墓苑。墓が出来た5月には舗道の両側にミズキの花が咲いて、公園の中に居るような感じがした。そのときは姉の眠る一角は未だ墓が少なかったが、半年の間に敷地の半分以上が新しい墓で埋められていた。
 好天のせいか墓参の人が多い。神式の祭事が珍しいのか、立ち止まって禰宜の宣詞に聞き入っている人もいる。30代の若い禰宜だが、名刺には権禰宜の肩書がついていたから位は上らしい。葬儀の際の宣詞が解り易かったというので、姪の豊美が同じ神官をお願いしたという。「悲しいかな。人はひとたび神となれば行く川の流れのごとく再び帰ることなし。されど朝日昇れば房江刀自命の声聞こえ、夕日落つる頃その面影立ちて、村瀬家の万代尽きせぬ幸せを守る…」私も神官の家に生まれたからノリトは聞き慣れているが、伝統的な延喜式の宣命体と違って確かに解り易い。

 終わって新所沢の和風懐石「大地の恵み」で会食。予約の時間まで間があったので、私の旧宅を見に行く。庭の立木は全て伐られていたが、壁面の漆喰は塗り直したらしく新しくなっている。修理中らしく、玄関付近はブルーシートに覆われていた。人気が無いのを幸いに暫く懐旧の想いに耽っていると、隣家のSさんから声を掛けられた。上がって下さいと誘われたが、事情を話し再会を約して去る。近くのパイオニア本社工場も無くなり、周辺の畑も宅地に変わっていた。改めて、8年という歳月の長さを思った。

 会食後、義兄の自宅に戻って休む。家を建て替えるため、既に1年以上前から自宅近くにマンション2部屋を借りてあり、5月に来たときには大量の段ボールが用意されていた。いよいよ引っ越しが始まるかと来訪を遠慮していたが、家財の半分以上は未だ残されたまま。鉄筋3階建のビルにすると言うが、長男の英輝は既に自分の家があるので、そんな広い家を建てて親娘二人でどうやって住む気なのだろう。
 夜が更けたからと、英輝が車で家まで送ってくれる。彼のコレクションの落語を聞きながら帰る。英輝は無口で大人しく勝気な姉とはあまりウマが合わないようだが、長男らしく肝腎なところはちゃんと押さえて親父を扶けている。母のような存在だった姉の一年祭が無事に終わって、ほっとした一日だった。

             (写真:一年祭とセメタリー所沢墓苑の様子)



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by 杜の小径  at 10:12 |  日記 |  comment (0)  |   |  page top ↑
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