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二つの展覧会

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 詩友の「つねちゃん」こと川崎常子さんから「第106回太平洋展」のチケットを戴いていたが、旅や雑用に追われて未だ拝見していない。予報は雨だったが、毎月午前中に行く一川会を午後二時に変えて戴いて六本木の国立新美術館を訪ねる。主催の太平洋美術会の前身は日本で最初の洋画団体「明治美術会」(明治22年発足)で、同35年に「太平洋画会」と改称し、昭和32年に太平洋美術会と名称を改めて現在に至っている。今回は、その創立記念公募展ということで、新美術館のメイン・フロアに百号級の大作が数百点展示されている。

          2010_0519_115940-DSC_0477.jpg

 力作が並ぶ中でも、常子さんの作品『蓮の連鎖』はひと際異彩を放っている。百号のカンバスを二つ繋いだ双曲仕立の屏風の趣。画面の左に散りかけた蓮の花、右に蜂巣形の実が描かれているが、背景は渾然として一つに繋がっている。全体がモス・グリーンの色調で統一され、中央部分に散らした白い気泡状のタッチが利いて、まるで深い水底のような静けさを湛えている。最近の常子さんは蓮をモチーフにした作品が多いが、その内包するものは年ごとに深化しているようだ。昨年は枯蓮を何点か拝見したが、今回の出品作は それらとは明らかに違う。世代を超えて受け継がれていく“命”を描こうとされているのだろうか。見る人をして深い想いに誘う重厚な作品であった。「太平洋展」は、5月24日(月)まで。(最終日はam 10;00よりpm15:00まで)

            2010_0519_122304-DSC_0482.jpg

 同じ国立新美術館で開かれている「マン・レイ展―知られざる創作の秘密―」を見る。
マン・レイ(1890~1976)は前衛的写真家として有名だが、彼のダダイズムの原点となった絵画、彫刻、オブジェなどに優れた作品を遺している。約400点に及ぶ展示物からモダンアートの先駆者 マン・レイの秘密に触れられるかもしれません。私がいちばん惹かれたのは、やはりパリ時代に愛人だった”モンマルトルのキキ“を撮った作品。記録する為だけの手法だった写真を芸術の域まで高めた男の息遣いが聞こえるようでした。

              テマリバナ

 一川会へ行く前に、神楽坂の「玄菱」で遅い昼食を摂る。薄暗い店内に入った途端、和服の美人から声を掛けられた。眼を凝らすと、なんと画家の水野ぷりんさん。タクシーでワンメーターほどの処にお住まいだそうで、「一川会の人たちが此処で昼食を撮ることが多いと聞いていたので、もしや一川さんに会えるかと思って…」と仰る。教室にお誘いしたが、約束があるということでお帰りになった。
 小生の今日の「墨遊び」は自作の一行詩、「罠といふ美しきもの蟻地獄」と「白く咲くことに疲れて手毬花」。手毬花は白アジサイに似たスイカズラ科の花。(写真)


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